ROGは2026年7月27日、ゲーミングサウンドバー「ROG Gjallar」の詳しい製品解説を公開しました。モニター下へ置くサウンドバー、ワイヤレスサブウーファー、操作用コントロールハブを組み合わせた、ゲーム・映画・音楽向けのオーディオシステムです。
注目点は、単に音を大きくするPCスピーカーではなく、2.1.2chのDolby Atmos、HDMI 2.1の4K/120Hzパススルー、AEC対応マイクを一つの環境へまとめていることです。ただし、机の広さや接続するモニターによっては機能を活かしきれません。発表内容から、向く人と購入前の注意点を整理します。
PCとゲーム機を同じモニターで使い、ヘッドセットを外して映画やゲームを楽しみたい人には魅力的です。一方、音漏れを避けたい人、サブウーファーを置けない人、音声チャットを常にヘッドセットで行う人は、価格と国内販売情報が出てから比較しても遅くありません。
ROG Gjallarの主な仕様
| 確認項目 | 公式情報 | 購入前に考えること |
|---|---|---|
| スピーカー構成 | 2.1.2ch・Dolby Atmos対応 | 高さ方向を含む音場を重視するか |
| サブウーファー | 6.5インチ・65W・5GHz無線接続 | 床や棚に設置場所を確保できるか |
| 映像接続 | HDMI 2.1・eARC・4K/120Hzパススルー | モニターやテレビ側の端子が対応するか |
| その他の接続 | USB-C・光デジタル・AUX・Bluetooth 5.3 | 使うPC、ゲーム機、スマートフォンを整理する |
| 音声チャット | AECとAIビームフォーミング対応の内蔵マイク | 部屋の反響や同居人への音漏れも考慮する |
| 追加機能 | USB-Aハブ2基・Gear Link対応 | 無線ドングルや周辺機器をまとめたいか |
最大の特徴は「PCとゲーム機の音をまとめやすい」こと
USB-C、HDMI 2.1、光デジタル、AUX、Bluetooth 5.3に対応するため、PCだけでなくPlayStation、Xbox、Nintendo Switch、テレビなどを一つの音響環境へまとめやすい構成です。入力切り替えや音量、EQ、RGBをコントロールハブから操作できるため、複数機器を使う人ほど利点が大きくなります。
反対に、PC一台へUSBスピーカーをつなぐだけなら、Gjallarの多彩な入力端子を使わない可能性があります。使用機器を書き出し、実際に使う端子が二つ以上あるかを確認すると、必要性を判断しやすくなります。
Dolby Atmosを使う前にモニターと配線を確認
公式製品ページでは、HDMI 2.1で最大4K/120Hzの映像をパススルーでき、eARCにも対応すると案内されています。高リフレッシュレートのゲーム環境へ組み込む場合は、サウンドバーだけでなく、モニターまたはテレビのHDMI端子、ゲーム機、使用するHDMIケーブルまで対応状況を確認してください。
Dolby Atmosの高さ方向の表現には上向きスピーカーが使われます。設置場所の上に棚がある、モニター台でスピーカー部分が隠れる、といった環境では想定どおりの配置にならない可能性があります。購入前にモニター下の横幅と高さを測ることが重要です。
ワイヤレスでもサブウーファーの置き場所は必要
付属サブウーファーは5GHz帯の無線接続ですが、電源まで不要になるわけではありません。低音は床や壁へ伝わりやすいため、集合住宅や夜間利用では音量調整が必要です。低音の迫力を重視しない場合、サブウーファーなしの小型スピーカーやヘッドセットの方が扱いやすいこともあります。
内蔵マイクは便利だが、使用環境の影響を受ける
コントロールハブにはAcoustic Echo Cancellation(AEC)対応マイクがあり、スピーカーから出るゲーム音や通話音声の回り込みを抑える設計です。AIビームフォーミングによる方向制御も案内されています。
ただし、広い部屋、硬い壁の反響、キーボードとの距離、スピーカー音量によって聞こえ方は変わります。競技プレイや配信で声の安定性を最優先するなら、専用USBマイクやヘッドセットも比較対象に残してください。
購入候補に残すかは、接続・設置・待てる期間で決める
仕様が魅力的でも、置き場所や接続端子が合わなければ使いにくくなります。発売情報や販売ページが確認できない段階で、似た製品の購入リンクをROG Gjallar本体として案内することもできません。
| 重視する条件 | 判断 | 確認事項 |
|---|---|---|
| PCとゲーム機の音を1台へまとめたい | 候補に残す | 所有機器の出力端子と、モニターを含む実際の配線 |
| 小さな机でサブウーファーを置けない | 別構成も比較 | 本体幅だけでなく、床や机下の設置スペース |
| 立体音響より分かりやすいステレオ音を優先 | 現行スピーカーも比較 | 用途に対して機能が過剰にならないか |
| 価格・在庫・国内保証を今すぐ確定したい | 公式販売情報を待つ | 国内の正式な商品ページと保証条件 |
買わなくてよい条件:今のスピーカーで音量や接続に困っていない、またはサブウーファーの置き場所を確保できない場合は、急いで入れ替える必要はありません。発売を待たず比較する場合は、別製品であることを前提にLogicool G560の判断条件も確認できます。
ROG Gjallarが向く人・待った方がよい人
| 向きやすい人 | 待った方がよい人 |
|---|---|
| PCと複数のゲーム機を一つの画面で使う | 日本での価格・発売日を確認してから決めたい |
| ゲームだけでなく映画や音楽も楽しむ | サブウーファーを置く場所がない |
| ヘッドセットを外して遊ぶ時間が長い | 夜間利用が多く音漏れを避けたい |
| 4K/120Hz環境とeARCを活用したい | PC一台と小型スピーカーだけで足りる |
日本で購入する前に確認すること
- ASUS日本の発売日、価格、保証条件が案内されているか
- サウンドバー本体とサブウーファーを置けるか
- モニターやテレビがHDMI 2.1・eARCへ対応しているか
- 必要なHDMIケーブルや電源コンセントを確保できるか
- ヘッドセット、USBマイク、既存スピーカーのどれを置き換えるか
2026年7月29日時点では、この記事はROGのグローバル公式情報を基にしています。国内価格や販売条件を推測せず、ASUS日本から案内が出た時点で更新します。
ROG Gjallarを待つか、別製品を選ぶか
日本向けの正確な型番・価格・購入先が確認できるまで待ちます。
下のG560は別製品です。設置条件と接続を比較して選びます。
Gjallarの正規商品画像・購入リンクは利用条件と国内販売先を確認できていないため追加していません。
発売を待たずにPCスピーカーを探す場合
国内販売中の2.1ch PCスピーカーを先に比較したい場合は、Logicool G560も候補です。Dolby Atmos対応サウンドバーとは構成が異なるため、接続端子、設置面積、サブウーファー、現在価格を確認してください。
※商品リンクは広告です。型番、価格、在庫、販売条件はリンク先でご確認ください。
公式情報
まとめ
ROG Gjallarは、2.1.2ch Dolby Atmos、ワイヤレスサブウーファー、AECマイク、HDMI 2.1をまとめた多機能なゲーミングサウンドバーです。魅力は音質の数字だけでなく、PC・ゲーム機・テレビの音を一つへ集約しやすい点にあります。
一方で、サブウーファーの置き場所、音漏れ、HDMI端子、国内価格を確認せずに選ぶ製品ではありません。まず使用機器と設置場所を整理し、日本での販売条件が公表された段階で最終判断してください。


